芸術文化振興事業
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【財団主催コンサート「海道東征」公演を終えて(謝辞)】
このたびのコンサートもコロナ禍第7波の影響を心配しましたが、無事に公演を終えることが出来、多くの皆さまにご来聴いただき有難うございました。
第一部は、馴染みのあるヴィバルディの「四季」全曲を演奏することができました。ヴァイオリンソリストに2021年の日本音楽コンクール部門第1位、更には2022年仙台国際音楽コンクール同部門金賞受賞の、中野りなさんをお招きすることが出来、18世紀に作られたヴァイオリンの名器ストラディバリウスでの演奏は、古楽器に瑞々しい命が宿った素晴らしい演奏でした。
また第二部の「海道東征」は、兵庫県では初演となり、信時をはじめ日本人の音楽家をよく研究されている木許裕介さん指揮の関西フィルハーモニー管弦楽団とソリストの声楽家集団である神戸市混声合唱団が格調高く演奏して、いずれも満場の拍手が鳴りやまないほどでした。
改めましてこの場をお借りして、ご来場の皆さま、コンサート開催に当りご協力、ご支援下さいました関係者各位に感謝申し上げます。
一般財団法人 東洋財団 理事長 三村 正之【2022.08.27】
兵庫県芸術文化センター管弦楽団をはじめ新進音楽家の育成や演奏会活動、地方への出前演奏会への助成、及び次世代を担う子供たちの音楽活動等を支援しています。
2018年に神戸文化ホールの大ホールにスタインウェイ、中ホールにベーゼンドルファー社のグランドピアノを寄贈しました。
特にベーゼンドルファーは音楽の都ウィーンで生まれ、「ウィンナートーン」と呼ばれる美しい伝統的な音色、技術を重視し、今でも手造りで一台の製造に数年を費やしている「芸術品」です。
このたび納入しました「ベーゼンドルファー280VC」は公共ホールに入るのは全国で初めてで、2018年8月23日には日本で唯一のベーゼンドルファーアーティストである久元祐子氏を迎えお披露目コンサートを開催しました。